コロナ渦での暮らしも2年。
突然の世界を巻きこむ騒動に、驚きと不安であたふたとしていた時期が
随分前のことの様に思えるほど時間が過ぎました。

2020年は、今の状況を何とか乗り越えようと気丈に前を向き、必死に行動をした1年。
2021年は、今までのお店や自分のあり方を、改めて見直した1年でした。

お店として何がしたいのか、本当にやりたい事は何かを追求して
未だにはっきりした答えは出ないものの、ちょっとずつ形が見えて来た気がします。


このに境地に到達するまでに色々な事を考えて悩んで来ましたが
買い付けに行けない事、人に会えないというのは
自分のアンデンティティ―を見失うような感覚で、
私にとってとても大きなことでした。

自分の足で旅して、自分の目で選んだものを集め
それをこつこつSNSで発信しては
そうやって大事に選んで来たものを販売する。

自分が好きで始めたその行動1つ1つをお客さんが見て、
喜んでくれることは、本当に有り難いことだったと、今心から感じています。

だから、ネットショップでの買い物を楽しみにして下さる方
イベントで当店を目指してくれるお客さん、SNSを見て下さる方
皆さんには、本当にありがとうとお伝えしたいです。

まだ、以前のように海外へ行ける状況ではないため
現状いろいろなかた方の力をお借りしてお店を運営していますが
2022年も、tekutekuは変化して行くと思います。
きっとまた、いっぱい悩むとも思います。


みなさまにとってはどんな2年間だったでしょうか。

状況が長引いて、後ろ向きな事を言うのも憚られる風潮があります。
でも、お客様のなかにも、まだまだ苦しい方、不安な方、先の見えない方
色んな方がいらっしゃるのではないでしょうか。

状況は違うと思いますが、私もその中の一人です。

あ、悩んでいる人がここにもいる。自分だけじゃない。と
ほっとしてくれる人がいたらいいな。
当店が必死に変化する様子を見て、励まされる方がいてくれたらいいな。
そんな風に思って、この仕事を続けています。


そして自分を甘やかしたくなった際は、
自分へのご褒美を探しに気軽に覗けるよう
心くすぐるような雑貨をご用意して、いつでも皆さまをお待ちしています。


2022年が、みなさまにとって素敵な1年になりますように。
一緒に、2022年も踏ん張っていきましょう。


tekuteku東欧雑貨店 タチワダ マリコ